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報告書

核燃料取扱い施設における臨界事故例の解析

館盛 勝一; 桜井 聡

JAERI-M 84-155, 48 Pages, 1984/09

JAERI-M-84-155.pdf:1.19MB

今迄に核燃料取扱い施設で発生した臨界事故の中から、詳細がわかっている8件について、事故に至る経過を中心に概要をまとめた。それぞれのEvent Treeを作成して、事故を構成する欠陥要因を抽出し、それらを他の事故例における原因と比較し、考察した。また、事故における起因事象ならびに収束に結びつく現象も検討した。

口頭

もんじゅ燃料体取出し作業の総括,2; 燃料体取出し作業のリスク管理

塩田 祐揮

no journal, , 

もんじゅの廃止措置第1段階では、その目標からナトリウム中に存在する530体の燃料体取出し作業を安全かつ速やかに完了することとした。そのため、一過性の異物挟み込みから破損など、想定される大小さまざまな事象の発生可能性を確認するとともに、設計上発生する可能性は極めて低いものの安全及び工程に影響を及ぼす要因を抽出し事前対策を検討し、リスクの大きさに応じた復旧対策を事前に準備した。人的な側面では、実施責任者のもとに操作班と設備班を配置し、設計想定外の事象にも対処できる体制を構築した。また、燃料体取出し作業毎に操作・設備の両面で振り返り、経験を蓄積しながらリスク評価を繰り返し継続的に改善するサイクルを構築した。当初は使用経験の乏しい燃料体の処理作業で様々な不具合が発生したものの、改善のサイクルをもったリスク管理を適切に実施したことで、安全かつ計画期間内に燃料体取出し作業を終了することができた。

口頭

もんじゅ燃料体取出し作業の総括,1; 燃料体取出し作業の位置づけと計画

浜野 知治

no journal, , 

廃止措置の定義は施設に内在するリスクを段階的に減らし規制対象から外す行為である。ナトリウム冷却高速炉では、原子炉容器内に空気を持込み化合物形成するリスクを避けるため、ナトリウム中で炉心を構成したまま計画的に必要な燃料体のみを交換する。また、軽水炉よりも燃焼度が高いため取出し直後の燃料体を一定期間ナトリウム中で冷却貯蔵するよう設計することが一般的である。もんじゅの廃止措置が決定した段階では炉内及び炉外燃料貯蔵槽に燃料体が計530体ナトリウム中に存在した。このため、もんじゅの廃止措置第1段階では、先ず既存の燃料取扱設備を用いて燃料体をナトリウム中から取出し、大規模なナトリウム火災との重畳による燃料破損リスクを出来るだけ速やかに排除することを目標とした。また、もんじゅでは、本格的かつ連続した燃料体取出しは初の経験であり、点検やリスク評価を行いながらキャンペーン形式で燃料体を取出す計画とした。

口頭

もんじゅ燃料体取出し作業の総括,4; 料体取出し作業の評価

工藤 淳貴

no journal, , 

もんじゅの燃料取扱設備はバウンダリを形成した状態でナトリウム中の燃料体を遠隔操作で取扱うといった特徴を有する。他方、機器の動作や状態を直接目視で確認できない。例えば、第1キャンペーンの燃料体の処理作業では、燃料出入機本体Aの爪開閉トルクが増加し、警報発報に至る事象が頻発した。爪開閉トルクの増加原因について調査した結果、燃料洗浄設備の系統配管の一部に僅かな水分が残留していたため、爪の摺動機構にナトリウム化合物が形成されたためと判明した。本事象については、湿分管理を徹底するよう設備改造するとともに監視やその基準を見直し対処した。ナトリウム冷却炉の燃料取扱設備はユニークなものであり、将来炉においても原理や設計の考え方が変わるものではない。今般の燃料体取出し作業を通じ将来炉に繋がる様々な知見が得られた。

口頭

もんじゅ燃料体取出し作業の総括,3; 燃料体取出し作業の実績

津野 大海

no journal, , 

もんじゅの廃止措置開始段階で炉心にあった370体、炉外燃料貯蔵槽にあった160体の合計530体の燃料体を4つのキャンペーンに分け燃料体取出し作業を実施し、計画の2022年12月より前の同年10月に全て燃料池への貯蔵を完了した。第1キャンペーンの燃料体の処理作業では、100体の処理を計画していたが、多くの警報・不具合等が発生し、最終的に86体の処理で作業を終えた。その後の点検期間中に警報・不具合等の発生原因を除去し、振り返りによる改善もあわせ、第2キャンペーン以降に備えた。その結果、第2キャンペーンでは計画通り燃料体の取出しを完了し、燃料体の処理では当初計画を達成し更に追加の処理を完遂した。最終的に、原子炉容器と炉外燃料貯蔵槽内のナトリウムの大規模火災と重畳し燃料体が破損するリスクを完全に排除し、廃止措置第1段階の目標を達成した。

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